サスペンス

映画『教皇選挙』レビュー:派閥の陰謀と人間ドラマが交錯するコンクラーベの世界

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【ご安心ください】
※本記事には映画の具体的な結末などのネタバレは含まれません。作品のテーマや雰囲気を中心に綴っていますので、未鑑賞の方もお楽しみいただけます。

出典:映画『教皇選挙』公式サイト


あらすじ

(以下、公式サイトより引用)

全世界に14億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派、カトリック教会。
その最高指導者にしてバチカン市国の元首であるローマ教皇が、死去した。
悲しみに暮れる暇もなく、
ローレンス枢機卿は新教皇を決める教皇選挙<コンクラーベ>を執り仕切ることに。
世界各国から100人を超える強力な候補者たちが集まり、
システィーナ礼拝堂の扉の向こうで極秘の投票が始まった。
票が割れるなか、水面下で蠢く陰謀、差別、スキャンダルの数々に
ローレンスの苦悩は深まっていく。
そして新教皇誕生を目前に、厳戒態勢下のバチカンを揺るがす大事件が勃発するのだった……。

出典:映画『教皇選挙』公式サイト


静かな書斎と廊下に差し込む月光、孤独と葛藤に押し潰されそうな主席枢機卿ローレンスの心象を表す空間


黒背景に白と黄色の文字が映える、映画『教皇選挙』のクレジット画面の象徴的デザイン

コンクラーベ内部に差し込む象徴的な光の筋、光と影のコントラストが抽象的な演出を際立たせる




【次回予告】『銀河鉄道の父』

次回は、夢と現実が交錯する感動作『銀河鉄道の父』をご紹介します。主人公の宮沢賢治が描く銀河鉄道の幻想的な世界は、彼の人生や家族との関係を通して深い人間ドラマへとつながります。詩人の心象風景と現実の葛藤が交錯する物語は、観る者に優しくも切ない余韻を残すことでしょう。幻想的な銀河の旅路で、あなたも賢治の世界を体感してみませんか。

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このレビューを書いた人
高瀬 楓(たかせ かえで)
高瀬 楓(たかせ かえで)
映画と余韻のブロガー。  週末19時に更新中。
はじめまして。映画ブロガーの高瀬 楓(たかせ かえで)と申します。 「映画の余韻にじっくりと浸りながら、自分の視点で感じたことを丁寧に言葉にしたい」との思いから、映画レビューサイト《Silverscreen Pallet》を運営しています。 心に残るシーンやテーマを深く味わいながら、読者の皆さまの記憶に響くような記事をお届けできたら嬉しいです。
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