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『ミッドナイト・マーダー・ライブ』|見えない声が導く、真夜中の体験型サスペンス【ネタバレなし感想】

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総合まとめ

国内平均星評価:3.10/5

評価 :3/5。

海外平均星評価:2.7/5

評価 :2.5/5。

※このチャートは、確認できた国内外の評価サイトのスコアをもとに作成しています。
未評価のサイトは平均に含めていません。あくまで参考としてご覧ください。

⚕️Cinema Prescription

適応:声」の裏に潜む真意を読み解くことに長け、深夜の静寂に心地よい緊張を求める方。
副作用:受話器から聞こえる見知らぬ誰かの声や、スマートスピーカーの応答に、拭い去れぬ「不信」を抱くようになります。

あらすじ

ロサンゼルス、午前零時。街が眠りにつく頃、ベテランDJエルヴィスの深夜放送が幕を開けます。 リスナーからの電話に過激な毒舌で応える、いつもの不遜な生放送。しかし、その夜の呼び出し音(ベル)は、破滅への前奏曲でした。

「お前のせいで恋人が命を絶った。報復に、お前の妻と娘を預かった」

ゲイリーと名乗る男からの、あまりに冷徹な宣告。密室と化したラジオ局、仕掛けられた爆弾、そして沈黙する家族。 エルヴィスはマイクの前で、顔の見えない「声」の主との、命を懸けた対話(セッション)を強いられます。放送が止まれば、愛する者の命も潰える。電波に乗って全米に流れるのは、一人の男の「罪と罰」を巡る、残酷なまでの実況中継だったのです。

References / Data Source:『ミッドナイト・マーダー・ライブ』作品情報(アルバトロス・フィルム)


深夜のラジオスタジオ、マイクと赤いON AIRランプが照らす緊張感あふれる空間
ラジオの声が光となり空間に形を作る、幻想的で不気味な視覚化された音の世界
ラジオスタジオの片隅に散らばる原稿用紙と壊れたラジオ、過激で不穏な雰囲気の空間

映像の「記憶」を形として手元に残すために

電波に乗って消えゆく「声」という一過性の恐怖を、あえて物理的な重みを持つ「盤」として所有する。配信という形のない体験を、指先に触れる実体へと変えることで、深夜のラジオ局で繰り広げられたあの戦慄の夜を、あなたの書架に深く刻み込みます。

🎬監督:ロミュアルド・ブーランジェ

🎭メル・ギブソン

・過去作・関連作品:

・『コンティニュー』(2021年) ・『バッド・トレジャー』(2022年)

🎭ウィリアム・モーズリー

・過去作・関連作品:

・『ナルニア国物語シリーズ』(2005,2008,2010年) ・『ザ・クーリエ』(2019年)

⚕️次回の処方箋:Next Review

マレフィセント2』:愛と怒りの翼が描く、美しきヴィランの深淵。


次回は、ダークで美しい翼を広げた“ヴィランの物語”を取り上げます。
美しさの裏側にある複雑な感情や、異なる世界の共存をめぐる対立と和解。
今の時代だからこそ響く、マレフィセントの「愛」と「弱さ」を巡る処方を、あなたに。


8/10 (土) 公開予定

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このレビューを書いた人
高瀬 楓(たかせ かえで)
高瀬 楓(たかせ かえで)
映画と余韻の調剤師。| 週末21時の処方箋。
映画と余韻の調剤師|高瀬 楓(たかせ かえで) 映画が残す静かな余韻を、心への処方薬として。 一編の物語を深く味わい、その効能を独自の視点で丁寧に綴る映画レビューサイト《Silver Screen Palette》を主宰しています。 週末の夜21時。 慌ただしい日常を離れ、和紙に染み込む墨色のような、深く穏やかな読書の時間をお届けします。あなたの記憶に寄り添う一編が見つかりますように。
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