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映画大好きポンポさん レビュー|90分で楽しむ映画制作と映画愛【ネタバレなし】

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【ご安心ください】
※本記事には映画の具体的な結末などのネタバレは含みません。作品のテーマや雰囲気を中心に綴っていますので、未鑑賞の方もお楽しみいただけます。

出典:劇場アニメ『映画大好きポンポさん』公式サイト


あらすじ

(以下、公式サイトより引用)

敏腕映画プロデューサー・ポンポさんのもとで製作アシスタントをしているジーン。映画に心を奪われた彼は、観た映画をすべて記憶している映画通だ。映画を撮ることにも憧れていたが、自分には無理だと卑屈になる毎日。

だが、ポンポさんに15秒CMの制作を任され、映画づくりに没頭する楽しさを知るのだった。

ある日、ジーンはポンポさんから次に制作する映画『MEISTER』の脚本を渡される。伝説の俳優の復帰作にして、頭がしびれるほど興奮する内容。大ヒットを確信するが……なんと、監督に指名されたのはCMが評価されたジーンだった!

ポンポさんの目利きにかなった新人女優をヒロインに迎え、波瀾万丈の撮影が始まろうとしていた。

出典:劇場アニメ『映画大好きポンポさん』公式サイト

映画館前の街角、ポスターが貼られた壁と街灯。雨に濡れた石畳がノスタルジックな雰囲気を作り、映画への憧れが感じられる風景。
映画の小道具や撮影機材が散らばる創造的な空間。カメラやクレーン、カチンコ、フィルム巻き、脚本ノートが映画制作の楽しさを象徴。
暗めのシアタールームでスクリーンの光だけが照らす静かな空間。椅子に置かれたポップコーンや微かに光るプロジェクターが映画愛を象徴。

次回予告『空の青さを知る人よ』

青春と家族の絆を描いた岡田麿里脚本のアニメ映画『空の青さを知る人よ』。過去と現在の慎之介が共存する不思議な世界で、姉妹の関係や音楽が絡む物語が展開します。思わず心が揺さぶられるシーンや、日常と非日常が交錯する描写は見逃せません。読後に「誰かを大切にしたくなる」余韻が残る本作の魅力を、ぜひ映画館で体感してみてください。

このレビューを書いた人
高瀬 楓(たかせ かえで)
高瀬 楓(たかせ かえで)
映画と余韻のブロガー。  週末19時に更新中。
はじめまして。映画ブロガーの高瀬 楓(たかせ かえで)と申します。 「映画の余韻にじっくりと浸りながら、自分の視点で感じたことを丁寧に言葉にしたい」との思いから、映画レビューサイト《Silverscreen Pallet》を運営しています。 心に残るシーンやテーマを深く味わいながら、読者の皆さまの記憶に響くような記事をお届けできたら嬉しいです。
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