アクション映画

【2025クリスマス特集】『レッド・ワン』映画レビュー|サンタ救出×異色バディが描く新感覚アクション

雪に覆われた夜の街並みで立つクールなサンタのシルエット、マントの流れと街灯の光
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2024年末から現在にかけて、社会は依然として不安定な状況にあります。そんな中、希望を忘れず前向きに進む物語は心に寄り添います。さらにクリスマスという季節感が、映画のメッセージと完全にリンクしています。アクションが苦手でも安心して観られ、サンタの新たな魅力を体験できる点から、今このタイミングでこそ観る価値があると感じました。

【ご一読ください】
本記事は、物語の核心部分には触れず、作品全体の空気感やテーマ性、鑑賞時の参考となる観点を中心に構成しています。

また、作品によっては、人間関係や社会的な題材、心理的な揺らぎを扱う場面が含まれることがあります。ご自身の感受性や鑑賞環境に応じて、無理のない形でお楽しみください。

総合まとめ

国内平均星評価:3.68/5

評価 :3.5/5。

海外平均星評価:2.97/5

評価 :3/5。

※このチャートは、確認できた国内外の評価サイトのスコアをもとに作成しています。
未評価のサイトは平均に含めていません。あくまで参考としてご覧ください。

あらすじ

(以下、公式サイトより引用)

クリスマス・イブの前夜、コードネーム”レッド・ワン”のサンタクロースが誘拐された!

クリスマスを取り戻すため、子供たちの笑顔のためなら何でもする心優しいサンタクロース護衛隊長・カラム(ドウェイン・ジョンソン)は、世界一の追跡者にして賞金稼ぎのジャック(クリス・エヴァンス)と手を組み、サンタ救出に向けて世界中を飛び回ることに。

しかし、彼らの前に立ちはだかる誘拐犯は、サンタの力を利用してある恐ろしい計画を企てていた――。

果たして、二人はクリスマスまでにサンタクロースを救出できるのか!?

RED ONE公式サイト

ワーナー ブラザース 公式チャンネル映画『レッド・ワン』本予告


【ネタバレ注意】
※本記事では、登場人物や象徴的シーンに触れ、私なりの考察や解釈を掲載しています。これより先はネタバレになりますので、物語を楽しみたい方は鑑賞後の閲覧を推奨します。

クリスマス映画の定番といえば温かいファンタジーですが、『レッドワン』ではサンタクロースがこれまでにないほどクールに描かれています。アクションが苦手な私でも楽しめた物語は、静かに心を揺さぶり、観る人に希望の光を届ける作品だと感じました。

本作で特に印象的なのは、サンタの立ち振る舞いです。戦闘シーンでの立ち回りやセリフの一つひとつに説得力があり、経験と人格が融合した「説得力ある大人像」が画面から伝わります。従来の子ども向けサンタ像とは一線を画し、希望を届ける人格者として描かれている点が新鮮でした。この解釈の斬新さは、読者に「サンタの新しい魅力」を体験させる価値があります。

アクション映画が苦手な私にとって、派手な戦闘や爆発だけで物語を進める作品は少し疲れます。しかし『レッドワン』は違いました。アクションは物語の進行やキャラクターの魅力を強調するために計算されており、単なる見せ場としてではなく、ストーリーを支える必然的な要素として存在します。この工夫により、アクション嫌いでも物語に没入でき、読者にとっても「アクションと感動の両立」という視点で新鮮さを感じられるでしょう。

雪景色の屋根の上を飛び跳ねるサンタ、光の軌跡と動くプレゼントが躍動感を表す

クライマックスで、サンタが子供たちにプレゼントを配るシーンがあります。欲しかったものを手にした瞬間の喜びや、クリスマス特有の高揚感が画面いっぱいに広がり、自然と胸が熱くなりました。台詞の「見失うことはある。ただ諦めないことだ」という一言は、映画全体のテーマを凝縮しており、観客に希望を再確認させる力があります。これは単なる感動演出ではなく、人生の普遍的なメッセージとして響く点が、読者に提供できる独自価値です。

温かく光る室内で、クリスマスツリーとプレゼントに囲まれた子供たちのシルエット、喜びと希望を表現

『レッドワン』は子ども向けのファンタジーに見えますが、実際は大人にも深く刺さるテーマを持っています。希望を見失いそうになっても諦めず前に進むことの大切さを描き、サンタの存在を通して「人生の指針」をさりげなく示しています。大人が観ても感情移入しやすく、涙腺を刺激される場面があることは、レビューとして強調したい独自ポイントです。

夜明けの雪原に立つサンタの背中、長い影と差し込む光が大人に響く希望を象徴

世代を超えて楽しめる点も魅力です。子供にとってはサンタの冒険やアクションが楽しく、大人にとっては人生の指針となる台詞が心に響きます。このバランスにより、家族で観ることでそれぞれが異なる形で「希望」を体感できる映画となっています。読者にとって、家族で共有する特別な時間の提案として記事に価値を与えられます。

🔗 関連作品・参考情報

🎬ジェイク・カスダン監督

・過去作・関連作品:

  • 『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(2017年)
  • 『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(2019年)

🎭ドウェイン・ジョンソン

・過去作・関連作品:

  • 『ブラックアダム/Black Adam』(2022年)
  • 『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト/Fast X』(2023年)

🎭クリス・エヴァンス

・過去作・関連作品:

  • 『ゴーステッド Ghosted/Ghosted』(2023年)
  • 『デッドプール&ウルヴァリン/Deadpool & Wolverine』(2024年)

今日の色彩:ディープレッド × ソフトグレー

今日のかけら:
希望は、声高に語られるものではなく、 黙って背中で示されることもある。

サンタが語るのは夢や奇跡ではなく、 「見失っても、諦めない」という姿勢そのもの。 それを“クール”と感じたのは、 理想を押し付けない大人の在り方が、そこにあったからだと思えました。

今日のひとしずく:
「見失うことはある。ただ諦めないことだ」

本作の中で語られるこの一言は、クリスマスのための言葉ではなく、日常を生きる大人に向けた静かな指針として機能しています。派手な励ましではないからこそ、あとから、じわりと効いてくる言葉です。


12/19(金)公開の『フライト・リスク

昨日公開の『フライト・リスク』。ベテランパイロットと保安官補が極秘輸送で巻き込まれる予測不能の空中サスペンスです。アラスカ上空の絶景と騙し合いの緊張感、あなたならどう動く?その答えを確かめてみませんか。

12/21(日)公開の『ダンジョンズ&ドラゴンズアウトローたちの誇り

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』は、正統派冒険譚を裏切る“アウトローな英雄たち”の旅を描くアクションファンタジー。盗賊、戦士、魔法使い――異色のメンバーが運命を切り開く中、王道と外道の境界線が問われる物語です。あなたなら、何を信じて仲間を選びますか?

このレビューを書いた人
高瀬 楓(たかせ かえで)
高瀬 楓(たかせ かえで)
映画と余韻のブロガー。  週末19時に更新中。
はじめまして。映画ブロガーの高瀬 楓(たかせ かえで)と申します。 「映画の余韻にじっくりと浸りながら、自分の視点で感じたことを丁寧に言葉にしたい」との思いから、映画レビューサイト《Silverscreen Pallet》を運営しています。 心に残るシーンやテーマを深く味わいながら、読者の皆さまの記憶に響くような記事をお届けできたら嬉しいです。
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