ヒューマンドラマ

ブルータリスト映画レビュー|冷たい建築に潜む人間ドラマ

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【ネタバレ注意】
本記事では映画『ブルータリスト』の登場人物や象徴的なシーンに言及しています。物語の印象を大切にされたい方は、鑑賞後のご一読をおすすめいたします。

出典:PARCO Movie【アカデミー賞Ⓡ3部門受賞!】『ブルータリスト』60秒予告編​


あらすじ

(以下、公式サイトより引用)

戦後のヨーロッパを逃れ、先見の明を持つ建築家ラースロー・トートは、国境と政権の変遷によって戦時中に引き離された妻エルジェーベトとの結婚生活、仕事、そして人生を再建するためアメリカへと辿り着く。見知らぬ土地で一人、ラースローはペンシルベニアに定住する。そこで裕福で著名な実業家、ハリソン・リー・ヴァン・ビューレンに建築の才能を見出されるが、権力と遺産を得るには大きな代償が伴う…。

出典:A24 Films 公式サイト『The Brutalist』シノプシス

ラースローの視点で見たニューヨーク港の街並み。桟橋と建物に差し込む朝日が希望と解放感を演出。
劇場の休憩時間に映し出されるラースローとエルジェーベトの結婚式の写真。過去の幸せを思い起こさせる。
緑の中にそびえるブルータリズム建築。自然とコンクリートの対比が印象的な都市風景。

【次回予告】『ピギー』

映画『ピギー』の物語に引き込まれたあなたへ──次回作では、さらに深まる主人公の心理描写と、思わず目を逸らしたくなる町の闇が待っています。

いじめや孤立を乗り越える少女の成長と、周囲の人々との微妙な関係性の変化に注目すると、ただのサスペンスではない、人間ドラマの奥行きを楽しめます。

次回作は、衝撃の展開だけでなく、感情の機微や小さな選択が物語をどう動かすのかにも焦点を当てています。

『ピギー』の世界を知った今、次の一歩でどんな真実が明かされるのか、ぜひ見届けてください。

『ブルータリスト』は現在、Amazonプライムビデオでも配信されています。

忘れられない余韻を、ぜひご自宅でも味わってみてください。

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このレビューを書いた人
高瀬 楓(たかせ かえで)
高瀬 楓(たかせ かえで)
映画と余韻のブロガー。  週末19時に更新中。
はじめまして。映画ブロガーの高瀬 楓(たかせ かえで)と申します。 「映画の余韻にじっくりと浸りながら、自分の視点で感じたことを丁寧に言葉にしたい」との思いから、映画レビューサイト《Silverscreen Pallet》を運営しています。 心に残るシーンやテーマを深く味わいながら、読者の皆さまの記憶に響くような記事をお届けできたら嬉しいです。
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